DTMが上手くなるのは、難しい…。
本日は作曲スキルではなく、DAW操作スキルの上達法の話です。
最速の上達法は一つしかない
これを読んでるほとんどの人にとって、DTMは趣味かと思います。人それぞれのペースでやればいいでしょう。
でも中には、せっかちな人も。
「なるべくお金はかけずに上達できれば」と考えるのは、普通かと思います。もしそこを度外視でよいのなら答えは一つしかありません。
それは「人に習う」ことに尽きるでしょう。
それも、DAWが扱えれば誰でもいい、というわけではありません。
上手ければ上手いほどいいのは言うまでもないですが、それにプラスしてあった方がよい条件。
「その人自身がアーティストもしくは職業作曲家としての活動(音源のリリース)をしている人、もしくはしていた経験のある人」(以下プロと記載)というものです。
そのような人にスポットで2,3回習うのでは意味がありません。できれば継続して10数回〜20回以上、一通りのことができるようになるまで面倒をみてもらうのがよいでしょう。
お金がかかっても、早く身につけるのならおそらくこれが最速。
なんでプロに習わないといけないのか
中途半端な人に教わるのが一番お金も時間も無駄なので、やめた方がいいでしょう。
ゴルフをレッスンプロに習うというのとは、話が違うかと思います。
なんでプロとしての活動をしている方がよいのか。そうでない人は一般論を教えるのに終始すること。あと、プロにはレコーディング現場の実際の話を聞けるというメリットもあります。
例えば、コンプレッサーのかけ方の話。セオリーではこのような数値の設定だが、実際はこうした方がいいってのはいくらでもあります。
DAWスキルを曲にどう活用するのか
例として一つ。DAWマニュアル系の書籍、プラグインエフェクターの項目の話。
それを挿すとどういった効果があるのか、エフェクターごとに各パラメーターの解説といった一般的な説明はされています。
ただ、一番欲しい情報である「曲の場面ごとの使い方」や「設定数値」の記載がまったくないものが多いです。
紙面の都合もあるのでしょう。が、おそらくは執筆に携わった人は曲のリリースの経験がない人がほとんどなのではないでしょうか。
どのようなエフェクターかを知っていても、それを曲の中でどう使うかまでは、著者自身もわかっていない。なので書けないというのが実情でしょう。
スキルをわかりやすく伝えることに長けていても、経験のないことまでは書けないということです。
プロのノウハウを伴わないDAWの使い方系書籍は、YouTube等の動画講座にとって代わられる運命という気がします。
ということで、なにかの参考になれば幸いです。
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