■ 天才肌の人は、必ず一定数いる
楽器にしろ絵にしろ料理にしろスポーツにしろ、たとえ趣味として始めたとしても、技術の習得や飲み込みが早い人がいる。そのような人は、始めてすぐにエキスパートレベルに到達してしまう。
勉強についてもそうだ。1を聞いて10を知るではないが、とても敵わないレベルできる人たちがいる。
今日の記事では、こういう人を「天才肌の人」と呼ぶ。
DTMにおいても同じで数本の動画を見ただけで、わたしが何年もかけてやっとクリアしたことをいとも簡単にやってのけたりする。
そういう人と「普通の人」の自分を比べて。上達が遅いと落ち込むことはないというのが、今日の趣旨だ。
みなさんの身近にも、そういったタイプの人はいるかもしれない。
「自分より後からDTMを始めたのに、いつの間にか自分よりも上手くなってる」と歯がゆい思いをしたことがある人もいるだろう。
そういう人は、すでに何かしらのスキルを習得した経験があり、知らない技術などを自分の中に取り込むための体系化ができているとしか思えない。
■ コツコツタイプでも続ければ、天才肌と戦える
自分もどちらかというとそういった天才肌ではなく、3歩進んでは2歩戻るを繰り返し、地道にコツコツ積み重ねるタイプ。
上に書いた天才肌のタイプと自分を比べて悲観してもしょうがないと思っている。
人には人の進め方と技術習得のペースがある。
特にDTMは、一つひとつのスキルを自分の中に積み上げていく要素が大きい。
要は長く続けていればいるほど、こういった天才肌の人とも戦える自力がついてくるということだ。
■ 天才肌の人は、飽きてすぐいなくなる
長く日本の音楽業界を見ていると、天才的なセンスを持つ人はたまに現れる。
で、数曲~アルバム2、3枚くらいを残して、あっという間に消える。
みなさんも1人、2人くらいは思いつく人がいるかもしれない。
ここからはわたし個人の勝手な推測になる。
そんな彼らは、それほどの苦労もせずにある一定のレベル以上まで辿り着き、あっという間に作曲自体に飽きてしまうのかもしれない。
ずっと続けていたら、いま現在はどんな曲をつくっていたのだろうか。
個人的にはもう何度挫折して、何度辞めようと思ったかわからない。
DTMの道は3回以上挫折して、もう辞めようと思った地点から始まる。
人のことは気にせず、とにかくDTMは自分のペースでやればいいのである。
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