以前の記事で、「オススメのDAWは、自分がやりたい音楽の方向性で変わってくる」という話をしました。
また自分で曲が作れるようになるまでは、誰かの曲をコピーをすることが鉄則です(どの曲がよいかは、また別途書きます)。 ここでは、そのコピーの答え合わせの方法を紹介します。
曲のプロジェクトファイルの探し方は?
インターネットの世界には、楽曲のMIDIファイル、DAW別のプロジェクトファイルがたくさん落ちています。
アーティスト以外の誰かが曲をコピーして、それを各DAWごとにプロジェクトファイルにしています。その精度(パートごとの楽器の音色の再現性など)は、ものによって異なりますが、MIDIファイルならどのDAWでも使えます。
それをコピーの答えあわせに使いましょう。このプロジェクトファイルやMIDIは、有料のものもあれば無料のものもあります。
プロジェクトファイルの探し方。 まずはLogicの場合は、下記の通りです。
[アーティスト名 (曲名) Logic template もしくはprojectfile] で検索
LIVE、FL studio、CUBASE、STUDIO ONEにおいては、templateのところをそれぞれのソフトの保存形式の拡張子に変えて検索してください。
要はこのプロジェクトファイルを見ながら、答え合わせをするということです。
1曲目のコピーはメロディー、シンセ、ベース、ドラムを聞き取るのがやっとでしょう。
コピーをするなら自分がやりたい音楽の延長のアーティストを選ぶ。そして、そのアーティストのプロジェクトファイルを探すところから始めるのがよいでしょう。
コピーしたい曲がみつけやすいDAWを使う
以前書いたことの繰り返しになりますが、作りたい音楽の方向性でだいたいDAWが限定されるということです。こんなカンジ。
↓
② 上記の方法で、プロジェクトファイルを探す
↓
③ 使うDAWが絞られる
引き語り系のアコースティックなロック(ゆずなど)をやりたい人にはAbleton LIVEよりよいDAWがあります。またヒップホップをやりたい人には、cubaseやLOGICはファーストチョイスではないでしょう。もちろん、やってできないわけではないです。
ちなみにわたしはマシュメロのコピーを3曲ほどやりました。マシュメロの曲に関しては、FLとLIVEのプロジェクトファイルは、容易に探し出すことができます。一方で、Logicのものはあまりみつかりません。マシュメロ本人は、Logicユーザーであるのに皮肉な話ですね。
またオリジナルを作る際に、このプロジェクトファイルの一部を流用し改変するのもアリですね。
また最初から、プロジェクトファイルを買ってしまうという方法がある。これは、別途紹介します。
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