【向いてない?】「DTMはやめとけ」と言われる3つの理由とは?向く人、向かない人は?

DTM関連トピック
「DTMはやめとけ」と言われることが多いようだ。
個人的にその理由について考えてみる。
大きく分けると、この3つになるだろう。
1 DTMという趣味の特殊性(楽しめるようになるまで時間がかかり過ぎる)
2 まぁまぁお金がかかる
3 やることが多くて、習得のハードルが高い
これからDTMを始めようとしている人や、始めたばかりの人が検索しているのかと思う。
そんなあなたの不安が少しでも解消されるべく、順にそれぞれの対策を考えてみる。
最後に「こんな人はDTMに向いている」という私見も書いていければと思う。

1 DTMという趣味の特殊性(楽しめるまでに時間がかかりすぎる)

DTMを始める上で、まず知っておかなくてはいけないことがある。それは、他の趣味とは性質が異なること。

「DAW操作スキル、作曲スキル習得の時間が必要」「高頻度かつ継続性が必要」の2点は知っておかなければならない。

(1)DAWスキル、作曲スキル習得の時間が必要

例えば趣味としている人が多い映画鑑賞と比べれば、わかりやすいだろうか。
映画館に行くなり、家でアマプラなりのサブスクに繋ぎ、再生ボタンを押せばよいだけ。待機時間ゼロでいきなり楽しめる。
DTMの場合は、DAW操作を習得する時間がまず必要ということ。あとは一般的な作曲スキル、ミックスのほか、作りたいジャンル作り方を動画なりを見て、習得する必要がある。
かかる時間
1 DAW操作習得の時間
2 作曲スキル、ミックス・マスタリングスキルの習得
3 作りたいジャンルの習得

これらの工程は人によってはダルいと感じる人も多いだろう。

YouTube等の映像でDAWを自在に操って作曲をしている人の映像を見たことのある人は多いと思う。

メチャ楽しそうであるが、その状態まで行くのには時間がかかるということである。

あまり語られることはないが、機材・プラグイン情報のインプット、曲の構想を考える時間などもかかる。

最近Netflixで、King Gnu常田氏の音楽制作を追いかける番組を見た。彼の場合は、上記に加え、楽器演奏のスキル(チェロ、ピアノ、ギター)もあるので、さらに時間がかかっている。

(2)高頻度かつ継続性が必要

さらに気に留めないといけないことがある。
「高頻度かつ継続性」という言葉が適切かどうかもわからないが、DTMはあまり間隔を空けずにコンスタントにやり続ける必要があるということ。
たとえばフットサルや草野球などのスポーツ、ツーリング、魚釣り、映画鑑賞、温泉旅行など。これら他の趣味と比べて、DTMは異質である。「やりたくなった時にたまにやる」という性質のものとは違うということだ。
1か月に1、2回、上記のことをやるのは、それぞれ立派な趣味だと思う。一方で、DTMに関してはそのペースだと何も進まない
たまに、DAWを起動してシンセの音を出して楽しむというのも、それはそれでアリのように思う。
ただ、その行為はどちらかというと楽器演奏に近い。DTMの本質はとなると、やはり曲をコピーする、もしくは自分でオリジナルをつくることになってくるだろう。
スキル習得にかかる時間や知識のインプットの時間も楽しめるかどうか。これがDTMを続けられるかどうかの分かれ目だろう。
対策 ⇨ スキル習得、インプットの時間も楽しむ

2 まぁまぁお金がかかる

すでに、なるべくお金をかけずにDTMを始める方法はこちらに書いた。ただ、それでもある程度のお金は必要である。
かかるお金
① PC、DAWの購入費用
② DAWのアップデート費用
③ サードパーティ製プラグインの購入費用
④ DAW操作法や作曲などを教わるのであれば、その費用
⑤ 音源(サンプルパック)の購入費用
⑥ 音源サブスクサービスの月々の費用
⑦ 機材費(オーディオインターフェイス、入力用MIDIキーボード、ヘッドホン、スピーカー等)など
⑧ デスク周り、椅子、防音対策の費用

⑦の機材費は削れるところといえばそうだが、続けていくほどによいものが欲しくなってしまうものだ。また③~⑧も部分的に削れるだろう。

DTM界隈の波に飲み込まれて、必要でないプラグインや、その時のレベル感に合わない機材まで買ってしまうのが、一番バカバカしい

始めたばかりの段階で、10万円を越えるオーディオインターフェイスもマイクも必要ないだろう。ここは割り切って、自分のペースと予算の範囲内でやると決めるべきだ。

フィネアス(ビリー・アイリッシュの兄ちゃん)がメインで使ってるコンデンサーマイクは、オーディオテクニカの1万円くらいのやつである(Audio-Technica AT 2020)。

マネをして同じものを買ったのだが、わたしのような初心者レベルには十分すぎる。コンデンサーマイクはこれしか持ってないので他と比べようがないが、とんでもないレベルの音を拾う。

クラシックなど生の楽器主体の音楽をやるならもだしも、ポップスやロックのボーカル録音では、そこまで差は出ないのではないだろうか。

対策 ⇨ セールなどには乗せられず、自分の予算の範囲内でやっていくと割り切る

3 やることが多くて習得のハードルが高い

ここまで読んだだけで、お腹いっぱいの方も多いと思う。DTMはとにかくやることが多く、それぞれの習得に時間がかかる。作曲など正解のないものは、これでおしまいというラインが見えにくい
1では時間がかかるという切り口で述べたことを、もう少し掘り下げてみる。
習得が必要なこと
・DAW操作
・作曲スキル
・MIXの概念とスキル
・マスタリング手法
・個別のプラグインの操作
・作りたい音楽、または楽器特有の打ち込みスキルの手法
・曲によっては楽器演奏
・曲によっては録音の手法
「DTMをやっている人の中には、なぜかあまり音楽そのものが好きではない人がいる」という話は、すでにどこかに書いた。

名を上げるためにDTMをやりたい、モテるためにDTMをやりたいといった人たちである。もちろん、それはそれでわかる。

ただ、これほど時間と費用効率の悪いことはないので、止めておいた方がよいと思う。この記事で筆者が「DTMはやめとけ」と言うとすれば、このタイプの人だろう。

同じ音楽なら、何かしらの楽器を弾けるようになりバンドをやる、アコギやピアノで弾き語りをやる、DJをやるといった方がおそらくは効率的だろう。おまけに結果にも繋がりやすいと思う。

* あくまでもこのタイプの人に向けた話であって、バンドや弾き語りをやっている人をディスってるわけではない。

最後に対策を一応書いておく。これもすでに書いてきているが、誰かに習うというのが一番よい。お金は独学よりもかかるが、これが一番脱落しない方法のように思う。

対策 ⇨ 誰かに習う

逆に「DTMをやってもよい人」は?

わたしが考えるに、DTMに向いている人を最後に書いておく。
DTMに向いている人
・とにかく自分の表現を形として残したい
・すでに頭の中で、オリジナルの音楽が鳴っている
・一定の額は、お金を費やすことができる
・地道にやっていく作業が苦にならない
・少しずつ上達している実感が得られることを趣味にしたい
長くなったが、みなさんの何かの参考になれば幸いだ。

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